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「箱根本箱」日々と本。0903

2018.9.3

染谷 拓郎

9月。
さよならオーガスト、ようこそセプテンバー。

箱根本箱、開業から一ヶ月を迎えることになりました。

信じられないことだけれど(まだ僕には、です)、この場所を体験した人がもう何百人もいて、たくさんの人が本を読み、それを気に入り、買ってくれている。料理を食べ、温泉に入り、それを写真に収めてSNSで発信してくれている。

最近ひしひしと感じること。
インスタ映え、という言葉ができる前から、みんな、なにか「わあ!」と思ったら、(それがプラスでもマイナスでも)人に伝えたくなる。

ねえ僕運動会の競争で1位になったんだよ、とか、山田さんのところの太郎くんアレなんですってね、とか、万平ホテルのロイヤルミルクティーは本当にうまいんだ、とか、そういうこと。

圧倒的に広がる量とスピードが増しているからそのケアがとても重要になっていくし、その流れを受け止める(というか、引き受ける)器とか、度量のようなものも求められる。それがこの1ヶ月で僕が感じたことの一つだ。

良い意見も悪い意見も、耳を傾け、しっかり受け止めるんだけど、引っ張られすぎないようにすること。予兆を感じ取り、先回りして動くこと。

それを実感したのが、先週金曜日のこと。
岩佐さん、海法設計を交えた全体打ち合わせ。1ヶ月経過した館内を、じっくり周りながら打ち合わせを行う。お客様から声が上がっている項目だけではなく、「ここはもっとこうした方がいい」というものを上げていき、メモをまとめ、段取りを確認する。予算を決め、相見積の手配をし、施工日付を調整する。開業し、良いお声をいただいているときにこそ、気を引き締め、もっと良くするためにできることを最速で行う。

すべて、「つくる」ことより「つくったあと」なのだ。
(染谷拓郎 「ぼくらがブックホテルをつくる理由はどこにある?vol.2より http://dotplace.jp/archives/31817 )

怒涛の7月を乗り越えたことに安心し、よかったですねえ、なんて甘いことを話していた自分を叱咤されたような時間。僕も、本のこと、プロモーションのこと、こまごまとした調整業務。「つくったあと」にできることがたくさん待っている。やらなきゃ。

帰り道の車の中で、石原さんとそんな話をした。でも、開業前の切迫した雰囲気とは違い、前向きな感じで、くねくねとした林道をWilcoを小さい音量で聴きながら。

全然具体的じゃない開業一ヶ月レポート。
箱根のことも、それ以外のことも、これからたくさん残していきます。

それでは今週もがんばりましょう。

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