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「箱根本箱」日々と本。0218

2019.2.18

染谷 拓郎

強烈なインプットを久々に浴びまくった。こういうときはすぐには答えを出さずにもやもやを頭にのこしておく。

何の話というと、社員研修の話。
しかも自分が所属する会社ではなく、別の企業の社員研修に参加させていただいた。

横浜を拠点に活動する建築設計会社オンデザインさんが、40名ほどで箱根本箱を研修先として利用してくれるということで、研修のレクチャーとして僕と海法さんがゲスト(というか一日社員)で参加することになったのである。

http://www.ondesign.co.jp

他にもゲストとして「丸の内朝大学」や「六本木農園」を手掛けた古田秘馬さん、香川県三豊市で「UDON HOUSE」という体験型ゲストハウスの代表原田佳南子さん、地域創生のプロデューサーを束ねる会社の代表山本桂司さん。みな、めちゃくちゃに面白い方々だ。

今回は、アンドレ・ケルテスの写真集「読む時間」をモチーフに、箱根本箱を舞台に「オンデザインの読む時間」というワークショップを中心に据えての研修を行った。

 

「本を読む、という行為を都市に落とし込むとどうなるだろう」「身体性に注目して読書の行為を分解してみよう」「本の出会い方を微分してみよう」といったテーマ設定が生まれ、僕にとっては設計の観点がより身体に浸透するような、得難い機会だった。

締める部分は締めるけれど、年に一回の社員全員での研修だ、みなわいわいと楽しそう。いいなあ、コミュニケーション取れてるなあと思って仕事の進め方を聞いてみると、情報共有の仕方がやはり独特だった。勉強になる。

チェックイン後に、さっそくワークショップを開始、その後夕食をはさんで、22時からゲストのプレゼンテーション。僕を含め5人のプレゼンはとても熱がこもり、終わった頃には日付も変わる。なにか、この夜を通じて新しい仕事や企画がうまれそうだという予感がある。

その後、翌朝のワークショップ発表の準備で所員さん達は夜を徹して準備。すごいなあ。

僕は、いつもは箱根本箱でも本を読む時間がないので、せっかくの機会で久々に本を読みながら寝ました。

翌朝の発表大会。8グループに分かれての発表はとてもエキサイティングだった。同じ空間で、同じ時間で、同じ題材を扱っているのに、違う観点で、違うアウトプット。講評をさせてもらったけれど、どのグループも独自の視点があり面白かった。こういうのもっとやりたい。

チェックイン後は、昼食を挟んで、小田原の江之浦測候所へ。杉本博司さんがつくった遺跡(と海法さんは呼んでいた)のような屋外美術館だ。

広い敷地のなかを回遊しながら、アート作品を観覧する。メインの縦長の施設で杉本さんの代表作海景シリーズを順序立ててみていくと、先に扉がある。そして扉を開くと一面、海。太平洋が広がっている。リアル海景だ。ぞくっとする。

心がほどけ深呼吸できるような気持になり、なぜか懐かしさを感じる。胸がいっぱいになり、ぼんやりと散歩をして身体が軽くなる。

二日間、目の前の仕事(が超忙しいけど)から離れ、経営や組織論を意識したり、新たな出会いがあったりと、とても素晴らしい経験でした。

年に一度の社員研修に箱根本箱を選んでくださったオンデザインさん、本当にありがとうございました!

最後に、代表の西田さんと所員さんの仲の良さが分かる一枚。いいなあ。

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