CONTACT FORM


FOLLOW US


「箱根本箱」日々と本。0402

2019.4.2

染谷 拓郎

箱根本箱の棚卸は、以下の4つをカウントする。

1.新刊書籍(和書)

2.新刊書籍(洋書)

3.古書(和書)

4.古書(洋書)

1はシンプルだ。ハンディスキャナーでバーコードをピッピッと読み込んでいけばいい。このデータを後日出力してPCで管理する。この作業を僕らは、「ピッピ」と呼んでいる。そこピッピ終わった?というように。ピッピはそんなに大変ではない。すぐに終わる。

だが2~4になると少し事情が変わってくる。ここではハンディスキャナーは何の役にも立たなくなる。見た目は1でも中身は3のものがあるから、もしピッピすると3は1としてカウントされてしまう。これは高校時代特に目立たずに過ごしてきた男の子が大学に入る前に金髪にして大学デビューを狙う状況に似ていて彼は頭髪を立派な金色に染め上げるのだがなぜか眉毛は黒々としたままのそんな見た目で大学に入った彼を待ち受けていたのは想像もつかないほど下品なサークルの歓迎パーティーでそこでは上級生というだけで中身は空っぽの、、、いや、これ以上言うのはやめよう。とにかく、ハンディスキャナーは何の役にも立たなくなるのだ。

そして話はさらにややこしくなる。箱根本箱のウリである大きな本棚の本を取り出そうとすると、こうなるのだ。

この状態で取り出した本のコードを一人が声に出し(はいいきまーす、キューナナハチヨンロクサンニーゴーゴーマルキュー!といった風)、もう一人がPCを手にエクセルでそれを探しチェックを入れていく。しかも1~4はすべてランダムに並んでいるので、ちょっと段取りを間違えると訳が分からなくなる。

今回はその作業をやりつつ、レイアウトを大きく変える試みをしている。昨年8月に開業し、一定の期間がすぎ、どんな本が手に取られどんな本があまり動かないのかが見えてきた。本をすべて入れ替えることは出来ないが、場所を変えたり見せ方を変えることでより魅力的にしたい、というのが今回の大きなテーマだ。

今日は午前中で平木君が下山。代わりに、中澤さん・植木君が合流し、4人体制で作業を進めていく。棚卸のポジティブな面は(どんな物事にもポジティブな面がある)、「たくさんの本を自分の嗜好を介さずすべて見れること」だ。僕の好き嫌いではなく、ざざざーっと本をチェックしていくと、こんな本があったのか!という出会いがある。中身を読んだわけではないがだいぶインプットできた感覚がある。面白い。

今日の進捗はおおむね良好。天気もよかったのでBGMはロックを流しながら作業を進めた。トーキング・ヘッズ、アーケイド・ファイア、キンクス、ベルベッド・アンダーグラウンド。どれも素晴らしい音楽だ。

ふだんの箱根本箱では、読書の邪魔にならない静かな音楽を流している。日中は阿部海太郎やキングス・オブ・コンビニエンス。夜はキース・ジャレットなどジャズも流す。

でも今はキースはキースでもキース・リチャーズだい!と、ストーンズを流しながらこの文章を書いている。リズムがいい。流れるように文章が書ける。世界で一番カッコいいバンドは選べないけれど、世界で一番イントロがかっこいいバンドは間違いなくローリング・ストーンズだ。

ということで、すいません、今日も内容が全然ないのですが、これで終わります。こんなトーンで書くのはなんだか久しぶり。このあと、気になった本を少し読んで寝ます。では、おやすみなさい。

最新の投稿

日本出版販売株式会社

〒101-8710

東京都千代田区神田駿河台4丁目3番地

お問い合わせ