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「箱根本箱」開業日誌1212

2017.12.12

染谷 拓郎

今日は一日箱根。

ロマンスカー、新宿から座って120分で箱根湯本へ。概ねwifiも繋がるし、動くオフィスのようで便利。

火曜日のお昼でも、たくさんの人が箱根を訪れている。
周りを見渡し、どんな人が箱根に来るのかを体感。

早く着いたので湯本でランチ。
裏道に入った「智路留」(チロルと読む)へ。
空気が止まってしまったかのような店内、店主、常連客。
定食、洋食、ラーメンなど、多様なメニューの中から、Aランチ(ラーメン、餃子、小ライス)を頼む。

小さなテレビからNHKニュース。ノーベル平和賞の記念コンサートで、広島で被ばくしたピアノを使った演奏があったという。

アメリカ人歌手ジョン・レジェンドが、ビーチボーイズの「ゴッド・オンリー・ノウズ」を弾いている。
一昨日ペットサウンズを聴いたばかりだったのでその偶然に驚く。

それにしても、なんて美しいメロディなんだろう。

いよいよ不動産屋へ。売主である前オーナーとの物件の引き渡し。不動産屋による重要事項説明、司法書士による書類の受け渡しをあくまで事務的に。

手続きには特筆することはないが、司法書士先生がとても面白い方だった。もう70代だというが、目は鋭く、事務作業をしながら人懐こく話をする。

ホテルのコンセプトを伝えると、彼はこう言った。

「そうだよね、今の世の中、退屈することが一番の贅沢だもんね。人間は暇をつくって三日もすると、今度は仕事をしたくなる。それがやる気を取り戻すってことなんだね。

でもずっと仕事してると疲れちゃうし、効率も落ちてくる。
だからね、あなた、暇をつくれる場所をつくるってのは、すごいことですよ」

そうですよねぇ、なんて相槌を打ちながら、僕は猛烈に感動する。

暇をつくる仕事、かぁ。いいなそれは。
色んな人の影響を受けながら、頼りながら、今日も少しだけ前に進む。

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