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「箱根本箱」開業日誌0130

2018.1.30

染谷 拓郎

ケネディ大統領がNASAの清掃員と交わした会話が好きだ。

モップを持つ清掃員に、若きジョン・F・ケネディが尋ねる。

「君はここで何をしているんだい?」
「ロケットを月に飛ばす仕事をしています。」

清掃員は、目の前の作業ではなく、その先の仕事が見えている。そんな逸話と比べちゃなんだが、今日は、そんな気持ちになる一日だった。

朝の移動。手土産(銀座ウエストのリーフパイ8枚入りを15個)を目いっぱい抱えて満員電車を行く。

頼む割れないでくれリーフパイ!スーツのおじさまたちに圧迫されるリーフパイ!バターの香りとザラメの口当たりが美味しいリーフパイ!

なんとか新幹線に乗る。今日はお昼を食べれる気がしないので、崎陽軒シウマイ弁当が朝ごはん。

新幹線の車内には転職サイトの広告があり、アップルのジョブズではない方のスティーブ、スティーブ・ウォズニアックがこっちを見て「はたらいて、笑おう」と言っている。

そうだねウォズ、僕もなんとかやるからさ、うまくいくようにみてて。シウマイ弁当を頬張りながらウォズに返事をする。

小田原。まずは合同庁舎へ。旅館業法、温泉利用申請、公衆浴場申請、食品衛生許可などのヒヤリング。申請書類の多さにおののく。

すぐ隣の警察署。古物商の申請が無事に終わる。生活安全課の女性の素っ気なさに、笑顔で切り返す。よろしくお願いします。

レンタカーで湯本。スタッフ用住居取得のため、不動産屋へ。不動産の購入は2度目でもう慣れたものだ。これでいつでも不動産投資にチャレンジできる。

お昼を食べる暇はやはりないまま、自遊人窪田さんと合流。まずは箱根町観光協会に挨拶。そしてすぐに強羅へ移動。

横なぐりの雪が降っている。宮ノ下あたりまではよかったが、強羅は坂が多く、タイヤが滑る。スタッフ住居3軒目候補のマンションの前の道路で、思いきりスタック。雪道の運転経験がなく焦る。ギューイーーンと空回りするタイヤ。怖かった。

夜は強羅観光協会の新年会。二週連続同じ会場のパーティでだいぶ慣れてきたが、先週とは少しレベルが違う。

箱根町町長や議員さんがいる。コンパニオンの芸者のお姉さんがいる。名だたるホテルの支配人の方々がいる。ソフトクリームマシンもある。

そんななか、50人以上の方とご挨拶を交わし、ひたすら話しまくる。

ええ、保養所で、はい、本の、ええ。

あ、えっ?はい、へえ〜。

いやぁ、ぜひお越しください!

いやいや、はい、ホントに、ええ。

とかなんとか。

二週連続でビンゴ。今までの人生で二週連続ビンゴをやったのは、多分はじめてだ。

そして割と序盤でまた当てる。景品はハイアットリージェンシー箱根のランチ招待券を頂く。嬉しい。現場に疲れたら行きます。

ちなみに、ビンゴ一番乗りは箱根町町長。ジャックダニエルの3L大瓶が当たり、笑顔で辞退。皆さんで呑んでください、と。さすが町長。

宴もたけなわ。会場のリゾーピアさんの外に出ると、通路がカチカチに凍っていて、恐る恐るスケボー状態で降りて行く。

一緒に降りてたおじさんは2回も転び、窪田さんは状況がツボに入って笑いまくり、もうなにがなんだかわからない。

中強羅カオスを二週連続で経験する。たくさんの人に箱根本箱を知ってもらい、プロジェクトが前に進んでいく。人が人を呼び、助けてくれる人が増えてきている。

熱狂の度合いは、ケネディがいたワシントンD.C.や、ウォズがいたシリコンバレーには全く及ばないだろう。

だが、中強羅は、地味に、静かに燃えているのだ。

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