
「箱根本箱」開業日誌0219
2018.2.19
染谷 拓郎
今日は終日外で仕事を進めている。
これがなかなか調子が出て、様々な仕事をぐいっと前に進めることが出来た。
毎日、中央線の通勤ラッシュ。人格を否定されるような行きと帰りの合計1時間は、ここまで影響が出るものなのか。働き方、ほんとに考えないといけないな。
さて、午前中は、オリジナルグッズ開発、社内、保守業者への連絡など、各所にメールを送る。午後は原稿を進める。初稿をチェックしてもらい、リライトいただいたものを更新する。
自分がやってきたことなのに、どこか別の人の物語を読んでいるような気がして、少し不思議な気持ちになる。
たくさん悩みながらあっちこっちに頭をぶつけて行動してきたことが、何年かして形になってきたようだ。当時のぐちゃぐちゃとした想いは、時の流れを経たことでようやく文章にすることができる。
個人的な「やりたい」を実現するだけなら、自分でお金を出してやればいい(昔はたくさん自腹を切った。つらかった)。
そんな個人的な「やりたい」が、会社の事業の延長線上に(全部じゃなくても)あれば、それは「やるべきこと」になっていく。しかもそれが誰かに喜んでもらえるかもしれない。
でも、理想としては、「やるべきこと」をしっかりやりつつ、誰にも期待されない無駄な「やりたいこと」もやるほうがふくらみがでますよね。小躍りしちゃうようなアイデアを、こっそりと。それがまた「やるべきこと」につながっていったりする。
ということで(?)、引き続きフィンセントとテオについて調べている。「たゆたえども沈まず」原田マハ著。まだ10ページくらいだけど、さっそく面白い。