
「箱根本箱」開業日誌0405
2018.4.5
染谷 拓郎
今日は箱根で現地定例会。
詳細は書けないが、とにかくやるしかない、ということばかりの会だった。
言いたいこと、言えないこと。やらなければいけないこと。いろんなものが積もり積もると、ろっ骨の下のあたりが、ずうんと重くなってくるのが自分で分かる。
しっかり納得できたことを「腹に落ちる」と言うけれど、うまくいかないことや納得いかないことが続くと、「腹に残る」んですよね。
で、腹に残りつづけると、いろんなことがしんどくなってくる。そうならないためにお酒や買い物などで発散したくなる。ドカ食いとかね。それが常態化すると、どんどんエスカレートしてしまう。
もはや20年くらいこの病に悩まされているのでやっと分かってきたが、解決法はとにかく対象から逃げず、ひとつひとつ向き合うことだ。時間はかかるけどそれしかない。
あと、逃げたとしても、あ、自分は逃げたんだな、と自覚すること。変に理由付けしてごまかさないこと。今日は逃げるぞ、という日だってありますよね。
現場ではたくさんの人が、箱根本箱をつくるためにそれぞれの立場でがんばってくれている。だったら、一喜一憂せずに、じりじりやるしかない。いろいろあるけど、腹に落とさないといけない。
いま、文章を読み返してふと思った。胆力って、気になったモノゴトを腹に残さず、腹を落としていける力のことを言うんじゃないか。もちろん、そんな簡単に出来ることじゃないんだけれど。
明日もじりじり。