
「箱根本箱」開業日誌0605
2018.6.5
染谷 拓郎
朝は箱根の仕事ではなく、週末に控えた歌い聴かせの練習。仕事とは言え、曲を即興で作ったり、適度にハモったりできるのはとても面白い。
ギターを持って社内を歩いているだけで、いろんな人に話しかけてもらえる。別の部署の人から「昔バンドやってて、Xの紅、弾けたんですよ!」とか言ってもらって。横にいた石原さんはすかさず「PATAですか?HIDEですか?」と聞いたのが今日のハイライト。いや、すげえよなぁ。僕は紅、弾けないです。
開業に向けて、行程を洗い出す。アレをこの日にやるためには、コレをここでやっといて、そうなるとソレは今やんないと間に合わないな、とかそういうことだ。
具体的には、書籍の搬入のための段取りを組んでいる。設置応援の要請をするにしても、いつなら安全に作業が開始できるのか。
それが決まると、宿泊や弁当の手配、軍手や黒マジック、ええと、あとはなんだろう。10人もいたら小田原からどうやって来てもらおうか。宿泊した翌日の朝食の焼き魚は、鯵・鮭・鯖から選べるぞ、など。
夕方、海法設計事務所にて予算減額とスケジュールについて再度確認するため移動。ここでもギターを持ってっちゃったもんだから、いや、仕事なんです、とかもごもご言いながら。1時間ほどの打合せでは状況は好転せず、現状の再認識と動き方が確認できた。出来る中で最善の選択をしたい。
麻雀は、どの牌を引くか読めないなど、全てが自分で決められないところが醍醐味で、将棋やオセロは手の内の実力で勝負できることに重きがある。
この案件の難しいところは、想定外の項目が後から予期せず出て来るので、ええ、ここで「發」かよ、、みたいなことになる。
まあ、でも全ての仕事が将棋のように駒が決まってスタートするはずはなくて、運やタイミング、卓を囲んだ人との相性など、色んな要素でつくられていくんですよね。経験と想像力。
えっと、一応告白しておくと、僕は麻雀はあまり得意ではありません。チートイツばかり狙うただの素人です、あしからず。