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「箱根本箱」開業日誌0613

2018.6.13

染谷 拓郎

もう裸の王様をやめた、と宣言したところ、朝からまるで気分が違う。

5時に目覚しなしで起床、目のくぼみもだいぶ取れた。鳥は夜明けを歌い、ベランダの多肉植物が夜露にきらめく。道端に落ちた紐は蛇に見え、松屋は終夜営業をやめるつもりがない。中央線はいつもより空いていて、自販機で買ったタフマンはよく冷えている。

朝イチで原稿を仕上げ、午前中に打合せを2件。アスクルや複合機の導入など総務系の確認。総務のMさんは僕が新入社員の時からの先輩で、総務全般で右に出る人はいない。とても頼りになる。

その後は書籍の通販の仕組み構築。箱根本箱では「この本が欲しい」という問い合わせに対して、直接届けるような仕組みを入れたい。ここではシステム担当のSさんにお世話になる。

「このパターンだったら、タイプ2ですね。」「いや、むしろタイプ4の方が。2年間寝かせてきたけど、使えるよ」と、まったくついていけなかったが、結局、「店舗連動型タイプ2ですかね」ということらしい。

「社内の面白い企画だし、みんなで盛り上げましょうよ。協力します!」と言ってくれて、打合せ中にわんわん泣きそうになった。ちょっと泣いた。

午後も諸々のタスクを進める。
五月雨で発生し、すぐに支払い処理をしなければいけないものを嫌な顔ひとつせず対応してくれる経理のH さん。

明日現地で使うためにハレパネを切っていたら、ここぞとばかりに「大塚流ハレパネ術」を伝授してくれたYBSメンバーの大塚さん。確かにやりやすく、仕上がりがきれいだ。

もうほんと、このプロジェクトをずっとやってきていて、毎日手さぐりだけど、少なくない人が気にかけてくれている。

箱根本箱は、自遊人さんが企画・運営なので、実際オープンしたら様々なメディアが彼らに注目するだろう。そして、それはそうなるべきだ。

でも、というか、裏側では、御茶ノ水のオフィスビルで毎日熱いドラマが繰り広げられている。

日販が築いてきた他企業とのネットワークや、社内の知識や経験。これらを生かしていき、仲間が増えていく。というか、元々そうなんだけど、心持ちを変えたらより気付けたというか。

明鏡止水とはまったく言えず、心の中は濁ったり淀んだりしているんだけど、それをグッと堪えた先にようやく、誰かの役に立ったり、楽しませることにつながるのだろう。まだそこまでいけてない。

明日は箱根。許認可の事前相談、駐車場の契約、本棚ポップの検討、水質検査の採取、電話回線の打合せ、投資予算の確認、そして定例会。

どうかトラブルなく進んでいますように。毎週水曜日の夜は祈るような気持ちです。

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